MMDの存在意義

 

3D技術では10年以上今のものに置いて行かれているMMD
でも、利用者の数は3Dソフトの中でトップを争っている。

この間このような翻訳記事を読みました
「日本人がMMDやってる間に海外の俺らはプロ顔負けの3Dアニメーション作ったぜw」
プロ顔負けのアニメーションが誰でもできるならプロ要らなくねって疑問はともかく、確かにMMDは技術面で遅れているのは火を見るよりも明らかです。

ですが、果たして技術が遅れている≒無能ソフトなのでしょうか

MMDは確かに遅れています。でもそれはユーザーの技術力によって簡単に取っ払うことができます。しかも、MMDは元からリアルな3Dソフトではなく、アニメ風PVを作ることを目的として製作されたので、外国のリアルな3D映像をつくるソフトと比べることがそもそもナンセンスだと思います。
さらに60fps-4KのMMD動画を見た方もいるかもしれません。あれははたしてblenderやMayaで作ることができるのでしょうか。作れたとしても、どれほどの時間がかかるでしょうか。
さらにMMDはシンプル★イズ★ベスト
だれでもとっつきやすいソフトです。
「3D動画作りたいなー」
「でもめっちゃむずいのとか金かかるの嫌だし...」
「そや!MMDやろ」
っていう駆け込み寺みたいな立ち位置にあると思うんですよね。
MMDのモデルやアクセサリ、ステージなんか作りたいなって思ったらそこからblenderなどに広げられるのですから3Dの入り口的な存在としてはまだまだ絶賛現役中だし、これからも当分の間そのポジションを維持していくのだと思います